皆さんは、天の川が何でできているかを知っていますか?

皆様、ご機嫌麗しゅうございます。





今回は歌のお話ではございません。
以前から私の頭の中では何度も上映(?)されておりました演目(???)

その名も、、、

銀河鉄道の夜!!!!!

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(画像は、偕成社より出版の銀河鉄道の夜の表紙のようです!後ろ姿がどことなく薮さん、、、、😊)
(しかも黄緑のシャツじゃん、、、薮さんじゃん、、、、(?))



を、JUMPくんたちが舞台で上演したら、、、という配役妄想劇を繰り広げます!!!(お前ほんとすーぐ関連づけるのな)





あくまで私一個人の見解と独断ですので、若干ニッチな配役となるかもしれませんが、どの配役(妄想)にも意図や想いを詰め込んでおりますので、どうか悪しからず。






この妄想が繰り広げられたきっかけは、趣味で拝見しておりますこちらの動画を見て着想を得たところから始まります。



【銀河鉄道の夜①】〜宮沢賢治の描く美しい物語〜


【銀河鉄道の夜②】〜本当の最高傑作とは〜


オリエンタルラジオ中田敦彦さんのYouTubeチャンネル
中田敦彦YouTube大学」に投稿されているこの2つの動画。

何気なく見始めたら、あっちゃんの話術にズルズルハマった挙句

「これJUMPがやったら面白そうじゃん、、、?」
などという邪念が沸々と、、、()


もちろんお時間に余裕のある方には、この動画を見ていただいた上でこの記事を読んでいただいて、一緒に何倍増しにも楽しんでいただきたいのですが...!

お時間に限りのある皆様は是非このまま本題へどうぞ!





では!先ずは配役発表でございます!!!








はいどーん

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ウィキペディア大先生の登場人物項目より参照しております。


登場人物の名前についた色が配役になります。




では、あっちゃんの動画での解説を元にさせていただき、物語に沿って順番に配役の意図をお話しいたします。











まずは、物語の第一章。

①村での生活



「皆さんは、天の川が何かを知っていますか?」

という学校での先生の問いから物語は始まります。
クラスメイトは続々と手をあげる中、もじもじする主人公ジョバンニ
先生に「ジョバンニわからないのか?」と言われてしまうが、手を挙げていたジョバンニの親友カムパネルラを「代わりに答えてやれ」と当てます。

カムパネルラ「あっ、えっと、、、すみません。忘れちゃいました、、!」

と、とぼけるカムパネルラ

教室が盛り上がる中、「実は二人で、カムパネルラのお家で天の川に関する本を読んだから、僕たちは知ってるはずなのに。気を使ってくれたんだ...。」と、ジョバンニ。




この、二人の関係性を短く簡潔に表しているこのシーン。
私はこの導入部分の解説を聞きながらこう思っていました。


えっ、、、???やぶひかじゃね??????



えっ思いません、、?


・心の底から優しすぎるくらい優しい光くん(ジョバンニ)
・優しさと強さと絆を何よりも重んじる一枚上手な薮くん(カムパネルラ)



はっ?????やぶひかじゃん。

しかも、二人だけの秘密があるとか、は〜〜〜〜〜〜〜〜んっ?!?!???!?!!()



そうです。このお話はやぶひかのお話なのです。(大嘘)
もちろんこの先の展開でもやぶひか〜!!と叫び出したくなってしまう出来事がたくさん起こりますが、さわりはこのくらいにしておきましょう。先は長い(本当に)


そして、その二人を優しく見守る伊野尾先生
えっ、、、、?、、は、、、???エモーショナルじゃん、、、、、、(?)

伊野尾さんはここだけの登場かと思いきや、ちゃんとちょくちょく登場します!
役名がつけられるのが先生だっただけです!わー!マジですみません!!!←
当方薮担ですので!どうか!どうか大目にみてくださいませええええ!!




(注釈として、今回の配役にて八乙女さんを主役にしたのには理由がございまして。いたってシンプルなのですが、ご本人が舞台出演を切望されていること、これに尽きます。舞台やりたい、とひかぺで語っていらしたことが記憶に新しいかと存じますが、私はいつか光くんの演技をまた生で観たい。「薔薇と白鳥」観たけど足りない!演りたいならば是非演って欲しい!という気持ちを込めた部分も大いにございます。そして、何よりジョバンニの幼さと繊細な心理描写や親友を思う気持ち、無償の優しさと逆境にも耐え抜く強さを表現できる人だと思っています。表現できるっつーか、それ光くんじゃんって。話を聞いていてすぐに浮かんだのは「カムパネルラ!」と呼ぶ光くんの姿でした。)



さあ、導入のエピソードがエモ過ぎて先に進みたくないのですが、私は強く進んでいきます。(?)




イーハトーブという町に住むジョバンニは、放課後は小学生ながらバイトをして生活費を稼ぐジョバンニ。イーハトーブは架空の町。宮沢賢治の故郷、岩手県をモチーフにしているとされている。)
大変貧乏なおうちで、家には病気のお母さん。お父さんは遠洋漁業に出て、長い間家を留守にしています。
お父さんがいない間は、ジョバンニが家計を支えている、、、なにそれ辛い()



そして、ジョバンニたちが住むイーハトーブの町ではこの日、「ケンタウル祭」と呼ばれる星祭りの日。川に向かって、ろうそくを入れたカラスウリを流すお祭りらしいです。



この日、少し落ち込んでしまうことが続いたジョバンニがバイトからの帰り道、ザネリ御一行に出くわします。


ガキ大将のザネリくんは我らがエース、山田くん。
私は、山ちゃんのヒール役が見て見たいのです。
すっごくやなやつなザネリくんだけど、御一行を従えるほどのカリスマ性。山ちゃんしかいないでしょうよ(?)

「お〜ジョバンニ〜!お前の父ちゃんラッコ上着持って帰ってくんじゃねえの〜〜??あっもしかして今刑務所に入ってんじゃねえ〜?!?」と、ザネリくん。ひどい()
(時代背景としてラッコの密漁が禁止されていたそうで犯罪行為にあたることになるということで、なんだかかなり高度な弄りですザネリくん)

そして、やいのやいのとヤジを飛ばす御一行たち。
主にヤジを飛ばして欲しいのは、伊野尾さん中島さん知念さんあたりに。(ごめんなみんな演技だからな(?))

そんな御一行の後ろに、心配そうにジョバンニを見つめるカムパネルラ

ザネリ御一行「流す瓜もねえのかよ〜!お前ん家貧乏だからな〜!!」と駄目押しの悪口。ひどい()


悔しさのあまり山へ駆け出すジョバンニ。
山に到着し、寝転び、星を見上げるジョバンニ。
すると、星がふわふわと違う動きをすることに気がつくジョバンニ......

ハッと気がつくと、電車に乗っている、ジョバンニ...。


さあ、銀河鉄道の旅が始まります。

ここまでの辛すぎる振りは、これからの素晴らしい景色への布石です。
お待たせしました、皆様。ここからが本番です(?)(なげえ)







銀河鉄道



電車内を見渡すと、前に少年が座っている。それは、カムパネルラです。

すると、カムパネルラがボソッと、
「ああ、ジョバンニ。ザネリはもう帰ったよ。お父さんが迎えに来たんだ。」

「お母さんは、僕を許してくださるだろうか...」

という、二つの意味深な発言をします。


結末をご存知の方は、きっとこの辺りから涙が止まらないのでしょうが(それ多分あんただけ)この発言がのちにかなりキーになるので覚えておいてください。


しかし、ボソッとこんな重たいセリフを発する自担が見たいね!!!!はあ!!!←




セリフの意味が気になるところですが、銀河鉄道から見える景色がドチャクソ美しいらしい。

青白く光るリンドウの花、銀色に輝くすすき、空を舞う白鳥の群れ。そのほとりを列車が、川に沿って走っている。


想像だけて綺麗、美しい、が限界突破で訳がわかりません。
そうです、これが、銀河鉄道です。(ドヤァ)(ドヤ顔やめい)
(この景色は、天の川と岩手の北上川が合体した風景描写とされているそうです。)


北十字の駅から南十字の駅までの区間を走る列車、銀河鉄道




列車はまず、白鳥の停車場に到着します。

駅に降りてみると、
駅員もいない、他の乗客も下車し散り散りに消えていった。
ジョバンニとカムパネルラだけの世界に。
駅のほとりには、川がある。

「20分程、停車します。」というアナウンス。


二人は川へ入ります。

川の砂利は全て水晶でできており、中からほんのり光っている。
水に足をつけると、水辺がほんのり輝く。

そんな美しい川ではしゃぐ二人。
辛かった現実世界でのジョバンニが、物語が始まってから初めて、幸せを感じられる瞬間でしょう。

ここで出会う、学者のお兄さん。彼は裕翔くんに。
オタク気質でJUMPの俳優部の彼ならば、マニアックでニッチなキャラクターも丁寧に繊細に、且つ大胆に演じてくれるであろうという期待を込めてです。
不思議な川についてや、そこにある鉱物について教えてくれます(?)
ビジュアルとしては、黒縁メガネで、ネイビーのチェックシャツをカーゴパンツにインして、少し髪がボサボサならば最高です。(要求が多い)


出発の時間になり電車に再び乗り込むと、次々と不思議な乗客たちと出会います。


鳥を捕る人。(知念さん)
この人不思議です。鳥を捕まえて、袋に入れると鳥がペチャンコに。「食べてみます?」と唐突にペチャンコの鳥を差し出す。食べるとチョコレートの味がする。

何故だか、しれっと、食べてみます?と、ペチャンコの鳥を差し出す知念さんがめちゃくちゃ頭に浮かびました。知念さんのコミカルな表現ってピカイチだと思っているので、シュールでコミカルな雰囲気作りが物凄く上手い方だと思ってます。
なので、このシーンはお客さんを笑わせるためだけのシーンだと思ってます(?)
知念さんにはエッジの効いたアドリブをガンガンかましてやぶひかの笑いをも誘って欲しい。(本当に要求が多いな)



燈台看守役、有岡さん。
有岡さんってふわっとした雰囲気を纏っているのに物凄く規律や制約、常識をガッチガチに真面目に守る。みたいなイメージなので、“灯台の明かりを規則通りに間歇させるのが仕事” とウィキペディア大先生の記載を読んだ際に「あっ、大ちゃんだ」と直感いたしました。

有岡さんには、終盤に重要な役をお任せする予定なので、しばしお待ちください(?)





ジョバンニは、何故自分たちはここにいるのか疑問に思いつつ、妙な胸騒ぎがずっとしています。急に不安に思ったり、急にカムパネルラを愛おしく思ったり。



すると車掌さんが、切符の確認に巡回してきます。
ウィキペディア大先生には記載がありませんでしたが、この役は雄也くんがいい。
切符を持っていないと思っているジョバンニは知らない内に自分も切符を持っていることに気がつきます。切符を車掌へ差し出すと「おや?」と車掌。
ビビりまくるジョバンニくんに車掌は優しい声あのイケメンボイスで
「これは少し行き先の違う特別な切符ですよ。」と。



どどどどどういうこと〜〜!!?!!?(クソデカボイス)




車掌雄也くんのお導きに、内心ヒヤヒヤしつつも
その後、銀河鉄道鷲の停車場に到着します。



この駅で、乗客がたくさん増えます。格好がどこか西洋風の団体、、、

ぞろぞろと西洋風の装いのJUMPメンバーに出てきて欲しいのですが(チビーズには女装してもらいましょう(heki))

そのうちの一人(圭人くん)に尋ねます。


「どちらからいらしたんですか?」
「実は、我々の乗っていた大きな船が、氷山にぶつかって座礁して、、、船が沈んでしまったんです。だからここにいます。


と説明する圭人くんのロイヤルさたるや!!!!(?)

そういう確信的な、大事なシーンを、パワーアップして帰ってくる圭人くんが、どんな雰囲気を作り出して演じるのか。めちゃくちゃ楽しみなんです。(上演は未定)
帰ってくるのずっと楽しみにしてるよ。

(ちなみに、ウィキペディア大先生の記事には、数名の名前がありますが、この場合セリフがある人を一人として換算いたします。)


まあ、かなり意味深な発言をする圭人くんですが、この “船” というのが
タイタニック号” らしいのです。つまり、これが何を意味するのかというと、、、



この列車は冥界へと繋がっている





ゾワっとしますね〜😏😏笑



そして、
どこからか音楽が聞こえてくる。ドヴォルザークの「新世界」が。


すると、南十字の駅に到着します。




光り輝くドでかい十字架がそびえ立つ、駅で、皆降りていく。ハレルヤハレルヤ







ジョバンニとカムパネルラを残して。




そして、南十字の駅を出発します。

その先は真っ暗闇。まるでブラックホール



不安になったジョバンニは
「カムパネルラ、僕たち、ずっと一緒にいようね?」


など、様々なことを話しかけますが、
たわいもない問いかけには答えてくれるカムパネルラ。

ただ、「僕たちずっと一緒にいよう」という問いには答えてくれません。



そして最後の駄目押し。

「僕たちずっと一緒だよね?」
と問いかけて気がつくと、カムパネルラがいなくなっているのです。

辛くなったジョバンニは叫び出します。






カムパネルラーーー!!!!!






バッと、気がつくと、目の前は山の景色に戻っています。




ここの演出(とまあ大層な言い方をしますが)プランとしては、
問いかけが始まると光くんと薮さんにだけだんだんスポットが絞られてきて、そしてだんだん光くんにだけスポットが当たります。舞台上には薮さんがいないことに気づき焦り出す(演技です)光くんだけ。

そして叫び出すジョバンニ。(暗転)

パッと明転すると、舞台上には山で寝転んだシーンと同じく寝転がる光くん。



脳内イメージをそのまま映像にしたいわ!伝わるかな!嗚呼!!()




そして、物語は最終章。

③丘の上


目が覚めたジョバンニは、家に帰ろうと町へ向かいます。するとお祭りの賑わいとは違うザワつきを見せる川辺。するとマルソという少年(有岡さん)が、ジョバンニに告げます。


「ジョバンニ大変だ!子供が川に流されたんだ!」
「えっ!子供って誰が!?」
「流されたのは、ザネリだ。」
「ザネリが?!無事だったの!?」
「うん、友達が助けてね、お父さんが迎えにきて帰ったよ。」
「それは良かった、、えっ、助けた友達って、? その子は?!」
「助けたのは、カムパネルラだ。」
「え!!カムパネルラは?!今どこに!?」













この会話を聞きつけたカムパネルラのお父さん(薮さん)が
「カムパネルラはもう、助からない。」
とジョバンニに告げます。

ここを一人二役にした理由は、先ほどのシーンを境に、カムパネルラはもう出てこないことを暗示し、親子であることをよりわかりやすく描写するために、よく似ている親子という表現をしたかったので、薮さんにはカムパネルラと彼の父親も演じて欲しいと思いました。




そして、ここで全ての伏線が回収されます。


「ザネリはもう帰ったよ。お父さんが迎えに来たんだ。」
→ザネリは助かった。お父さんと帰った。

「お母さんは僕を許してくださるだろうか...」
→お母さんは命を投げ打って友達を助けた僕を許してくれるのだろうか。


という意味だったことがわかります。


全ての謎が解けた後、カムパネルラのお父さんから
「ジョバンニ、君のお父さんがもうすぐ漁から帰ってくるそうだよ。」
と、ジョバンニにとっての希望の話を聞き、
「じゃあ、お母さんに伝えなきゃ。」
と、家に帰る。



これにて完結!!



あっちゃんの解説を元に、要約したり、めっちゃニュアンスで書いたりしてしまいましたので、きちんと読みたい方は是非書籍を手にとってみてください。

この話、軽率にJUMPに置き換えてしまったせいで、序盤の授業のシーンで泣ける体になったしまいました(特殊)



配役に偏りが生じてしまっていることに関しては自らの頭の硬さたるものと考え、申し訳なく思っております。
ですがこのお話は大変素敵なお話ですし、必ず大切なことを心に残してくれる登場人物たちに、優劣はないと思っております。敬意を込めて配役いたしました。(あくまで妄想とエゴだけど)
きちんとした意図を持ち、自信を持って自分なりの解釈付きでお届けしております。










ちなみにですが、この次の記事にて、「星の王子さま」を題材に配役妄想を繰り広げる予定でございます。
こちらはまた違う方がメインで考えております。
また、是非、たわいもないオタクの妄想にお付き合いくださり、一緒に楽しんでいただけますと、幸いでございます。







それでは!!













20200328